新「ツイン・ピークス2017 The Return」 第15話の感想 【その3】
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5. ジェームスが好きな女性ルネ―の旦那とオードリー・ホーンの関係とは?
ジェームスの好きな女性ルネ―の旦那の正体
ジェームスと第14話に登場した、彼の同僚で緑色のゴム手袋をはめたフレディーが、ロードハウスへ行きます。目的は、ジェームスの好きな女性・ルネ―に会うためでした。
ロードハウスに行くと、そのお目当ての女性が座っていましたが…. でも、彼女は既に結婚していて、自分の旦那と友達のカップルと一緒に飲みに来ていたのです。
ツイン・ピークスでは、相手が結婚しているとか関係なく、好きになってしまうケースが多いような気がしますが…ジェームスは今も純粋で、好きな人にはまっすぐに向かっていくタイプみたいですね。
ジェームスは旦那がいる前で、好きな女性・ルネ―に挨拶をするのです。
ルネ―の旦那は、それを見て腹を立てて、ジェームスを殴りだしてしまうのです。
普通だったら挨拶しただけなら、そこまで腹を立てる事はないのに、やっぱりジェームスの様子を見て何か気がついたんでしょうね….
その二人の間に出てきたのが、右手に緑色のゴム手袋をはめたフレディー。
フレディーのゴム手袋をはめた右手は超怪力なので、軽く殴っただけで、ルネ―の旦那は完全にぶっ倒れて病院に運ばれる事になり、その罪のために、ジェームスとフレディーは、ツイン・ピークス警察の刑務所の中に入れられてしまう事に…。
さて、そんな本筋とは関係ない人の話しを長々と書いているのか….と思った方もいるかもしれないのですが、実はルネ―の旦那はチャックという名前で、この人は、オードリー・ホーンが探している男性・ビリーの知り合いだったのです。
第12話で、チャックという名前が出てきた時、オードリーの息子のリチャードのニックネームかな?と想像していたのですが、今回それが全くの別人だった事がわかりました。
チャックがビリーのトラックを盗んだので、ビリーはそれをツイン・ピークス警察の届け出ると、トラックはその後すぐに見つかったのですが、ビリーは姿を消してしまったのです。
ツイン・ピークス警察の牢屋の中にいる男性は?
もう一つ、気になっている事があります。
ツイン・ピークス警察の牢屋の中にいた一人の男性。全く知性のないタイプ(
ちょっとアホ)の男性なのですが、鼻と口から血を流しているんです。
第14話で、ビリーを1番最後に見たという「ティナ」の娘のメーガンが、ビリーを最後に見た時、彼が「鼻と口から血を流していた」という話しをしていました。
鼻と口から血を流している…? という事は、もしかするとこの人がビリーの可能性もあるって事?
オードリーが必死で探している男性ビリーって、何となく素敵な男性にちがいないんだろう、と想像していただけに、まさかあの男性がビリーの可能性もあるとは思いたくなかった…。
でも、ずっと行方不明になっているというのも、牢屋に入っているから姿が見えなくなってしまった、と考えれば十分に辻褄が合います。
やっぱり、牢屋の中にいる「アホ」そうな男性がビリーなのでしょうか?
6. ラスベガスで殺されたトッド・ダンカンとは?
新「ツイン・ピークス リターン」では、第二話から登場していた男性 ダンカン・トッド。
彼は、ドギー・ジョーンズ(善のクーパー)を暗殺するように、小人のアイスピックの殺し屋や、保険会社のアンソニー・シンクレア(トニー・サイズモア)を使っていた人です。
トッドが、何故ドギー・ジョーンズを殺そうとしていたのか、その理由は悪のクーパーから、ドギー・ジョーンズの殺人を依頼されていたからだったのです。
でも、善のクーパーの暗殺を果たす事のできない彼は、もう用無しとばかりに、シャンテルによって殺される事になってしまったのです。
7. 丸太おばさんの最後の言葉
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今回、とうとう丸太おばさんマーガレットは、ホークに最後の言葉を残して、とうとう亡くなってしまいました。
それは、
「私はもう死をむかえる。でも、それはただの変化で最後じゃない。」
という言葉でした。
現実の世界でも、丸太おばさんを演じていたキャサリン・コウルソンは、お亡くなりになっています。
今回ドラマの中で、ホークがツイン・ピークスの警察のメンバーを会議室に集めて、丸太おばさんの死を知らせる場面がありましたが、とてもしんみりした感じだったのです。
もしかすると、実際に亡くなった丸太おばさんの死を思って、みんなが集まったシーンだったのかもしれないな、とふと思いました。
8. 善のクーパーの不思議な行動
今回、いつもボーっとしている善のクーパーが、突然フォークをコンセントに差し込んで、家を停電にしてしまうというエピソードがありました。
何故そんな事をしたのか?というと、クーパーが映画「サンセット・ブルバード」を見ている時、映画の中で「ゴードン・コール」という名前が出てきたからだったのです。
そう、ゴードン・コールとはデビッド・リンチが演じている、FBIのクーパーの上司の名前ですよね。
クーパーが、ブラックロッジからこの世に戻ってきた時は、コンセントの穴の中から戻ってきました。
この「ゴードン・コール」という名前が、クーパーの頭の中にある何かを呼び覚まして、ふとそのコンセントにフォークを入れてしまったようです。
これは、電気ショックで刺激を受けたクーパーが、元のクーパーに戻るという事の予表なのではないか? と期待しています!
新「ツイン・ピークス2017 The Return」 第15話のまとめ
新「ツイン・ピークス リターン」も、残す所あと3話となって、もう終わってしまうのか〜と寂しい気持ちになりつつも、今まで絡まっていた謎が、どんどんクリアになってきたのは、とてもうれしく思います。
ちょっと考えただけでも、新たな謎として現れたジュディーという女性は誰なのか?、またオードリー・ホーンが探しているビリーという男性のこと、クーパーの秘書のダイアンとドギー・ジョーンズの妻のジェーンのこと、そして、善のクーパーと悪のクーパーの戦いはどうなるのか? など、まだまだ気になるトピックスは盛りだくさんです。
第16話で、以前のカッコイイクーパーが戻ってくる可能性もあるので、それが今からとても楽しみです!
では、先にお約束していたクイズの答えです。
クイズの答え: ヘイワードという名字の人は誰?
ヘイワードとは、ローラ・パーマーの親友だったドナの名字でした。
そうなんです、実は、ガースティン・ヘイワードとは、ドナの家族の一人で、年の離れた1番下の妹だったのです。
前のツイン・ピークスの中ではピアノを披露した事もあったのです↓。
#GerstenHayward #AliciaWitt #TwinPeaks #DonnaHayward #sister#MayTheGiantBeWithYouends with the credits rolling over… pic.twitter.com/s3d0jeD5CM
— all of twin peaks (@alloftwinpeaks) March 14, 2016
今回、ドナが新シリーズには登場していないので、その代りに妹が出てきたんですね!
ドナの妹だけあって、ガースティンはとても可愛く、知的な感じの女性なのに、なんでこんなつまらない男・スティーブンと浮気なんてしたのかすごく不思議だったのですが、今後のエピソードにつながる深い意味があるのかもしれないですね。
第16話が今からとっても楽しみです!
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