映画「ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(Sicario Day of the Soldado)」は、2016年の「ボーダーライン(Sicario)」の続編です。アメリカで早速見てきました。
ショッキングで複雑だった前作と比べると、内容はシンプルでわかりやすくなっていますが、今回もメキシコとアメリカ間の問題を鋭く描いていて、とても見応えのあるオススメの作品です!
日本公開は2018年11月頃の予定です。
メインキャラクターである、ベニチオ・デル・トロ と ジョシュ・ブローリン は今回も登場しますが、残念ながら前作で紅一点だったエミリー・ブラントの出演はありません。その意外な理由も明らかになりました。
では、「ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ」を早速ご紹介していきますね。
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映画「ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ」のキャスト
映画「ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ」のキャスト
【監督】 ステファノ・ソリマ
【脚本】 テイラー・シェリダン
【出演】
アレハンドロ: ベニチオ・デル・トロ
マット・グレイヴァー: ジョシュ・ブローリン
イザベラ: イザベラ・モナー
スティーヴ: ジェフリー・ドノヴァン
ミギュエル: イライジャ・ロドリゲス
シンシア: キャサリン・キーナー
ジェームス: マシュー・モディーン
アンディ: シェー・ウィガム
2018年作品 映画「ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ」 原題:Sicario Day of the Soldado ★IMDbスコア:7.3 |
映画「ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ」のあらすじ
アメリカ国内で、イスラム系テロリストによる自爆テロによる大惨事が発生。 多くの民間人も巻き込み大きな事件になっていた。
アメリカ政府は、メキシコからアメリカ国境へ不法にやって来る移民の中に、イスラム系のテロリストが紛れ込んでいる事から、その裏で、メキシコの大手麻薬カルテルが関わっている可能性を発見した。
そこで、メキシコカルテルの特別対策チームのリーダーである、CIAのマット(ジョシュ・ブローリン)に、この問題の解決を指示。
マットは、メキシコカルテルに妻子を殺され、カルテルへの復讐を誓う、一流の殺し屋アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)にも声をかけ、メキシコの麻薬カルテル組織を撲滅させるために動き始めた。
まずは、メキシコの大手カルテル同志を戦わせ、弱体化させようと、大手麻薬カルテル王のティーネージャーの娘イザベル(イザベラ・モナー)を誘拐し、あたかも別のカルテル側の仕業であるように見せかけながら、アメリカが介入して事件を解決したという風にしようと計画する。
だが、残念ながらこのプロジェクトは失敗に終わった。
アメリカ側はこの事実を隠蔽するため、誘拐した娘のイザベラとアレハンドロを殺すように命じた。 だが、それにアレハンドロは反対し….。
この後は…是非映画をご覧下さいね。
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映画映画「ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ」にエミリー・ブラントが出演しない理由は?
Emily Blunt Is Being Eyed for Third #Sicario Movie, Producer Says ‘It Would Make a Lot of Sense’ For Her to Return https://t.co/CSJuc1ZJ3v pic.twitter.com/AewN8WkP9C
— IndieWire (@IndieWire) 2018年6月18日
前作のキーとなったのが、紅一点・FBIのケイトを演じたのエミリー・ブラントの存在だったので、なぜ続編に出演しないのかとても気になりました。
脚本家のテイラー・シェリダンによると、前作「ボーダーライン」で彼女の演じたFBIのケイトの役割は、映画を見ている観衆の気持ちを代弁するような「正義」だったとの事です。
でも結局最後には、ケイトは「信じていたもの全てから裏切られる」ようなつらい、痛ましい体験をして、映画が終わる事になりました。
ケイトの正義は結局、悪に負けてしまった… という事なのです。
正直な所、今回の「ボーダーライン2」では、これ以上何をケイトに代弁させるのか、書くべき内容がなくなってしまったので、エミリー・ブラントの出演を無しにした、というのが、脚本家テイラー・シェルダンの本音のようですね。
「裏世界の闇」を全て知ってしまったケイトには、もう出てくる意味がなくなってしまったという事なのでしょうか。
あんまり納得できない理由ですよね。 ちょっと残念な気がします。
次のページでは、この映画を絶対に見るべき理由は何なのか、映画の3つの見所をご紹介していきます。
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