新「ツインピークス リターン」 第14話は、ツインピークスの物語の謎の解明に大きくつながる内容が「超」盛りだくさん! 裕木奈江さんが重要な役で再度登場したり、重要な人物が色々出てきて絶対に見逃せない内容でした!

第14話のあらすじとネタバレ感想をご紹介します。

今回もネタバレが色々含まれていますので、ご注意下さいね!

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新「ツイン・ピークス2017 The Return」 第14話のあらすじ


FBIエージェントのアルバート(ミゲル・フェラー)は新人のタミーに、現在起こっている不思議な事件に数々につながる、彼等が最初に遭遇した不思議な事件を話していた。

その二人の元に、ゴードン(デビッド・リンチ)とダイアン(ローラ・ダーン)がやってきた。

ゴードンはダイアンに、最近頭のない死体として見つかったブリックス少佐のお腹から見つかった、結婚指輪らしきものに “To Doubie with Love, Janey-E” と刻印されていたという話を伝えた。

ダイアンはその話を聞いてひどく動揺した。

ゴードンは、夢の中でモニカ・ベルッチとカフェで会った話をしたが、その夢を通じて、大変重要な出来事を思い出したのだった。

さて、ツイン・ピークス警察署長のフランク、ホーク(マイケル・ホース)とボビー(ダナ・アッシュブルック)にアンディー(ハリー・ゴアズ)たち4人は、ボビーの父が残した暗号の場所へ行ってみる事にした。

ボビーは森の奥深くにある、自分が名付けた「ジャックラビッド・プレイス」という場所を、みんなに紹介する。

森, 木
画像: ぱくたそ


ボビーは、かつてはここへは決して一人では来ないようにと、父から強く言われていたという事をみんなに告げた。

すると突然、森の中に煙のようなものが立ち込めてきて、アジア系の女性(裕木奈江)が横たわっているのを発見する。

その瞬間、空が渦巻状になったかと思うと、アンディの姿が消えた。

一方、ツイン・ピークスのグレート・ノーザンホテルの警備員の二人が、ホテルの外に座って話をしていた。

一人はジェームス(ジェームス・マーシャル)で、もう一人はフレディーというイギリス人の男性。 フレディーは、何故かいつも右手に緑色のゴム手袋をしている。

今日は誕生日だというジェームスに、フレディーは初めて、何故自分が緑色のゴム手袋を着用しているのかその不思議な理由を打ち明けるのだった。

ローラ・パーマの母サラ(グレース・ザブリスキー)は、一人で飲みに出かけるが、そこで恐ろしい事件を引き起こしてしまう。

ロードハウスでは、若い女性が二人で飲んでいた。 その一人の女性メーガンは、知り合いのビリーという男性の事について話しをはじめていた。

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新「ツイン・ピークス2017 The Return」 第14話の感想 【その1】


この第14話は、ツイン・ピークスの謎の解明につながるエピソードがどんどん出てくるすごいお話でしたが、特に第14話が大変重要だと思われる「7つの理由」 を順番にご紹介していきます。

1.ダイアンが指輪の話を聞いて驚いた理由

かつてFBIで、クーパーの元秘書として働いていたダイアンが、ブリックス少佐のお腹から出てきた、ドギー・ジョーンズの結婚指輪に書かれていた内容を聞いて、すごく驚いた理由が意外でした。

結婚指輪
画像: Pixabay


なんと、ダイアンの姉妹の名前がジェーンで、あだ名は Janey-E。 彼女はドギーと呼ばれている、ダグラス・ジョーンズという男性と結婚しているというのです。

つまり、ドギー・ジョーンズ(カイル・マクラクラン)と結婚している Janey-E(ナオミ・ワッツ)は、ダイアンの姉か妹だった事がわかったのです。

英語では、Half Sister だと言っているだけなので、それが姉か妹なのかはわからず、またハーフシスターということは、母親か父親がダイアンとは異なる事になります(離婚が日常茶飯事な、アメリカならではの表現ですね)。

でもジェーンが、ダイアンと血のつながりのある姉妹である事には、間違いありません。

でも、ここで不思議なのは、ドギー・ジョーンズはクーパーそっくりなのに、どうしてダイアンはそれを知らなかったのか?って事ですよね。

実は、ダイアンとジェーンはずっと仲違いしていたので、しばらくずっと会ってないみたいなんです。

だから、ダイアンは、ジェーンが結婚した事は知っていたけれど、一度もドギーに会った事がなかったって事なんです。

だから、ドギー・ジョーンズが、クーパーに瓜二つな事さえ、全く知らなかったのです。

ダイアンは、クーパーの事がずっと好きだったし、ジェーンも、クーパーにそっくりな男性に惹かれて結婚したってこと、結局姉妹で、同じ男性の事を好きだったって事になるんですよね。

2.裕木奈江さんの役が、悲しすぎる…。

第3話で、目が肉で覆われたアジア人女性の役で出ていた裕木奈江さんが、第14話で再登場しましたが今回は何も洋服を着用せず、生まれたままの姿で出てきました!

裕木奈江さんが「ツイン・ピークス リターン」に出演しているのは、同じ日本人としてとてもうれしい事なんですけど….

でも、せっかく出てきたのに、目も肉で覆われていて誰なのかもわからないし、洋服も着ていないし、セリフもなくただ音を発しているだけ…

参考画像: pixabay

デビッド・リンチ監督、一体どうしてなんですか?

すごく重要な役だし、存在感もすごくあったけど、でも、せっかくなら裕木奈江さんの顔がはっきりわかるようにして、セリフも言わせてあげてほしかった。

でも、出て来るのはこれが最後じゃないかもしれないですよね。 今度は、是非セリフもきちんとあればいいのですが…。

3.アンディーが大活躍


これまでは、ちょっと抜けた所もあるけど、とても優しいキャラクターとして活躍していた、ルーシーの夫のアンディーが、今回から別のキャラに大変身したのです。

アンディーは、突然この世から消えて、巨人がいるブラックロッジ(または、ホワイトロッジ?)へ行ってしまったのです。

そこで巨人は、「私はファイアマンだ」と言って、アンディーに何かを渡すのです。

その物体の中から、煙がモヤモヤと出て来たかと思うと、建物の天井にある光景が映し出されました。



そこで、アンディーは、

原爆実験の結果現れたキラーボブの顔、ウッズマンの姿や顔、亡くなったローラ・パーマーと天使の姿、善と悪のクーパーの姿などを次々に見る事になりました。

アンディー、そんなものを次々と見てしまってびっくりした事でしょうね。

その後、アンディーはすぐにこの世に戻ってきたのですが、帰ってきたアンディーは、これまでとは別人のように、とてもしっかりした存在になっていたのです。

裕木奈江さんをしっかりと抱えると

「彼女は肉体的には大丈夫だから、つれて帰って安全な場所へ移そう。 またこの事は誰にも話をしないように」

と、残っていたツイン・ピークス警察の3人に伝えます。

そして、ツイン・ピークス警察の中の、囚人を収監しておく、檻の一つに彼女を連れていき、そこで彼女を匿う事にするのです。

刑務所
画像: pixabay

牢獄の中なので他の囚人もいるし、以前ウッズマンが牢獄にいたのを見た事もあったので、そんな場所に置いておいて大丈夫なんだろうか…と、ちょっと心配になりました。

でも、アンディーはここなら安心だ、と確信を持っているみたいなので、きっと大丈夫なんでしょうね。 しっかりしたアンディーとてもカッコよかったです!

では、次のページでは、ようやく今話で登場した、超有名美人女優の話題や、とても興味深いある不思議なエピソードに関する話題をご紹介します。

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