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「ビッグ・リトル・ライズ」の主要な登場人物の紹介

マデリーン(リース・ウィザースプーン)

夫、エド(アダム・スコット)とは再婚で、クロエ(ダービー・キャンプ)が生まれた。クロエは今年から小学校1年生。ティーネージャーの娘・アビゲイル(キャトリン・ニュートン)は、離婚した夫・ネイサン(ジェームス・タッパー)との間の子供で、マデリーンたちと暮らしている。

元夫のネイサンも再婚して、クロエと同じ年の娘がいるのだが、近くに住んでいるので、今回クロエと同じ学校に通う事になった。元夫の再婚相手のボニー(ゾーイ・クラビッツ)とは、どうも反りが合わない。

性格的には、猪突猛進タイプ。 正直で正義感も強いが、感情の起伏はかなり激しく、思った事は何でも話してしまうため、敵も作りやすい。

マデリーン役のリース・ウィザースプーン、見ていてちょっとハラハラするようなタイプの役(ちょっとわがまま!)なんですけど、水を得た魚のように生き生きした演技で、おそらく彼女の地にすごく近い役なんじゃないか、と思いました。


このドラマの中のリース・ウィザースプーンのファッションがとてもかわいくて、日本人の私達にも合いそうなタイプの洋服が多くて、見ていてとっても楽しかったです。 彼女の出世作の映画「キューティブロンド」の頃を髣髴とさせるような感じでした。



ジェーン(シャイリーン・ウッドリー)

最近モントレーに引っ越してきた。 シングルマザーで今年から1年生になる息子のジギー(ライン・アーミタージュ)を育てている。 息子の学校の初日に出会ったマデリーンと仲良くなる。

貧しい生活だが、息子とも仲良く暮らしている。ところが学校初日から、息子がトラブルに巻き込まれる事になってしまう。

ジェーン役のシャイリーン・ウッドリー、最近の映画「スノーデン」では、スノーデンの恋人役で出てました。


きれいな人なのに、今回は髪の毛もボサボサ、洋服の色目も地味なボーイッシュなものばかりを着ていて、まるで、他の登場人物の引き立て役のように思われました。(もちろん、それには意味があるようなのですが…。)



セレステ(ニコール・キッドマン)

ハンサムでリッチな夫・ペリー(アレキサンダー・スカルスガルド)と間に今年から新1年生になる双子の男の子がいて、マデリーン(リース・ウィザースプーン)と、ジェーン(シャイリーン・ウッドリー)の子どもたちと同じ学校に通う。セレステは、かつては弁護士だったが、今は仕事をやめて専業主婦をしている。

相変わらず美しいセレステ役のニコール・キッドマン、今回のようなお金持ちの家の優雅な女性の役が良く似合います。

ニコール・キッドマンは、元々すごく「いいとこのお嬢さん」なので、品の良さは生まれつきなんでしょうね。自然にそれが出ている感じですね。

夫役のアレキサンダー・スカルスガルドとは、これこそ絵に書いたような美男美女カップルという感じさえします。(下の写真では、ちょっとヴァンパイア風ですけどね(笑))



レナータ(ローラ・ダーン)

会社のCEOをしているキャリアウーマン。夫(ジェフリー・ノードリング)との間に今度1年生になる娘・アマベラがいる。 大変お金持ちで、一人娘のためにはお金に糸目をつけない。 娘のクラスメートの母親、マデリーン(リース・ウィザースプーン)とは何かとぶつかる事が多い。学校の初日に、娘のアマベラが誰かに首をしめられたという事件に遭遇し、それが大きな問題に発展していく事になります。

このドラマで、1番お金持ちな役を演じているのが、このレナータ演じるローラ・ダーンの夫婦だと思います。

レナータとマデリーン(リース・ウィザースプーン)は、犬猿の仲なのですが、それが面白いです。


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「ビッグ・リトル・ライズ」の物語の舞台について

モントレーという街について

このドラマは、カリフォルニア州北部にある、海辺に面した静かなモントレーという街が舞台になっています。

ビッグリトルライヤーの舞台 モントレー


ハイテック産業が盛んなシリコンバレーのあるサンノゼとの距離は約116キロ(72マイル)位、車でも1時間ちょっと位の距離です。

カリフォルニアはどこでも、海の近くの家はすごく人気があって、家の値段は桁違いなんです。このドラマに出てくるような、海辺のビーチが、庭のすぐ隣にある家なんて、おそらく5億円以上(もしかするともっと?)するかもしれません!

また、小さな家の家賃でも、海の近くにあるというだけでかなり高くなると思うので、シングルマザーで貧しいジェーンと息子が住んでいる家も、かなり高額な家賃のはずなので、今の給料で本当にやっていけるのだろうか(余計なお世話ですね)…と心配してしまったりするほどです。

「ビッグ・リトル・ライズ」に何度も登場する橋の名前は?

ドラマの冒頭でも登場する、崖の上にあるとても印象的な橋は、ビクスビー橋(Bixby Bridge) です。

コンクリートで出来たアーチ橋としては、世界で最長の長さの橋のようで、アメリカでもその美しさゆえにとても有名みたいですね。

アメリカの学校のシステムについて

実は、このドラマの中で、ローラ・ダーン扮しているレナータが

「この小学校は、公立だけど私立なみのレベルなのよ」

と言っていたのですが、それについてちょっと説明します。

アメリカでは、小中高が義務教育で、通う学校は自分の住んでいる地域の学校へ通う事になります。

ビッグリトルライズ あらすじ 登場人物の紹介

画像:pixabay


小学校や中学については日本も同じなので、違和感ないですよね。

日本とアメリカが異なるのは、高校からです。

アメリカでは高校も義務教育なので、日本のように入学試験がなく、小中学校と同じように、住んでいる地域で行く学校が決まってしまうという点です。

それでも、もちろん学区ごとに学力の高い学校、低い学校はあるので、少しでも学力の高い学校区に行きたいとみんな思いますよね。

学力の高い学区はどう決まってくるのか?というと、やはりお金持ちが多く住んでいる地域(高級住宅地)という事になるのです。

その理由は、アメリカでは自分が住んでいる地域の固定資産税の一部が、学校の建設や運営費用としてあてられるので、お金持ちが多く住んでいる地域の学校は、家の値段が高く、それにつれて固定資産税も多くなるため、自然と学校の財源が豊かになり、それによって学校の施設も充実し、いい先生も集まってきます。

また、学校に通う生徒たちも勉強熱心な親の子供が多いので、自然と学力のレベルの高い学校となる事が多いのです。

このドラマの場合、まだ小学校の話なんですけど、高級住宅地の校区にある学校なので、当然学校のレベルも高く環境もいいので人気があって、私立と同じ位のレベルの教育が受けられるということで、お金持ちも大勢通っているというわけなのです。

「ビッグ・リトル・ライズ」の評判は?

このドラマはアメリカでも大きな話題を呼んでいて、有名な批評サイト「Rotten Tomatoes」での得点も92ポイントとかなり高得点を受けています!


ただ、ちょっと過激なシーンも多いので、子供さんと一緒に鑑賞するのはご注意下さいね。

好評に応えて、「ビッグ・リトル・ライズ」のシーズン2を製作するという話もあるそうですね。できたら是非みたいと思っています!


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