新「ツイン・ピークス2017 The Return」 第12話のネタバレ感想 【その2】
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秘密部隊「ブルーローズ」について
今まで、どうもよくわからなかった「ブルーローズ」の事、今回、アルバートが説明してくれて少しわかりました。
その驚くべき詳細についてはこちらをご参照下さい。
その「ブルーローズ」に、FBIの新人女性捜査官タミーが参加する事になったんですけど、タミーってすごく優秀な女性だったことがわかりました。
FBIに入るのって、すごく難しいだろうから何となく予測はしていましたが、タミーは、MIT(マサチューセッツ工科大学)を優秀な成績で卒業後、FBIの学校でもトップで卒業したそうです。
ダイアンが座標のコードから見つけたものは?
ダイアンも、タミー同様「ブルーローズ」に入る事になるのですが、でも、ダイアンって今も謎に満ちていて、本当の事をFBIのゴードンたちには話をしていません。
彼女のスマホには、誰か見知らぬ人からのメッセージが入ってきていて、それをFBIのアルバートもキャッチしています。
それを知っていて、アルバートはダイアンをこのプロジェクトに入れているんです。
ところで、ダイアンは亡くなったルース・デボンポートの腕に記載されていた座標軸の数字を検索すると、それが「ツイン・ピークス」になる事を発見しました。
https://twitter.com/SHO_TwinPeaks/status/891883691265236992
ここで、やっとルースの死とツイン・ピークスがつながる事になったのです。
ローラ・パーマーの母親の発作
ローラ・パーマーの母親・サラ・パーマー(グレース・ザブリスキー)が、グロッサリーストアでお酒(ジンかウオッカ)のボトルを3本と、タバコが一ダース入った箱を買おうとした時に、レジで、ブロンドのロングヘアーの学生らしき女の子と話をしている時に、発作が起きてその場を立ち去ってしまいました。
ローラの母のサラは元々、サイキックな不思議な力を持っていて、ローラが生存していた時には、キラーボブの存在も目視しているのです。
今回ブロンドロングヘアーの若い女の子を見て、娘のローラの事を思い出したと同時に、何か悪いものが起こる予感を感じたのでしょうか
悪のクーパーの手下による殺人
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新「ツイン・ピークスリターン」の第七話で、悪のクーパーが、刑務所の看守マーフィー(ジェームス・モリソン)の弱みを握って、彼をゆすって、それで刑務所を脱獄する事ができたのです。
今回悪のクーパーは出て来ませんでしたが、彼の命令で、手下のハッチ(ティム・ロス)とシャンテルが銃で殺した相手が、その看守のマーフィーでした。
リチャード・ホーンの殺人を目撃した女性の事
今回、リチャード・ホーンの殺人を目撃して、彼によって殺されかけた女性が、病院にいるシーンが出てきました。
彼女は集中治療室に運ばれていたのに、お金がなく、保険にも入っていなかったので、そのままでは治療を受ける事ができなかったのです。
それで、リチャードの祖父である、お金持ちのベンジャミン・ホーンの所に、彼女の治療費を負担してもらえないか? と警察からの連絡があったのです。
これって、アメリカという国の暗部を表しているんですよ!
ベンジャミン・ホーンが負担する治療費の金額は、保険無しでの金額なので、手術費用や、その後の病院での入院費用も含めると、恐らく日本円にしたら、数千万円からもしかしたら1億円位の、高額な費用になる可能性があるものなんです。
いや、これって冗談抜きで本当に、アメリカって日本では信じられない程、医療費が高額なんです。
日本みたいな、政府が運営してくれている「国民健康保険」がないので、民間の保険に入る必要があるのですが、その保険費用も大変高額なので、医療保険に加入していない人が大勢いるのです。
それを解決しようと、オバマ大統領が頑張って作ったのが「オバマケア」という保険のシステムでしたが、これもまだ多くの問題を抱えたままです。
65歳になったら、メディケアという「国民健康保険」のようなものに入る事ができるのですが、それまでは、病気をしたって、ゆっくり入院する事ができないのが現状なんですよ。
またアメリカの医療の問題については、私のブログの中でも紹介していきたいと思っています。
新「ツイン・ピークス2017 The Return」 第12話のまとめ
今回のハイライトは、オードリー・ホーンがやっと登場した事でした! でも、彼女あんまり幸せそうじゃなかったですね…。
夫との関係も複雑だし、ツイン・ピークスにはびこっている悪の力が、オードリーにも大きく影響しているという感じです。
デビッド・リンチ監督が、このツインピークスをどういう方向に持っていこうとしているのか、まだまだ先はわからない状況です。
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