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イケメン俳優のはずのマシュー・マコノヒーが、23キロ以上も増量し、ぽっこりした大きなお腹と、ハゲあがった中年男に変身し、インドネシアで金鉱を探すストーリーを描いた映画「ゴールド/金塊の行方」(原題:Gold)。
この映画、実話を元にしている話題作で、日本での公開が2017年6月1日に決定しました。
今回は、映画のあらすじと感想を「超ネタバレ」でお届けしますので、知りたくない方はご注意下さいね。
映画「ゴールド/金塊の行方」あらすじ
ケニー・ウエルズ(マシュー・マコノヒー)は、父親が経営していた鉱山会社を引き継ぎ、鉱山を見つけることに情熱を傾けていました。 そんな時、地質学者のマイケル・アコスタ(エドガー・ラミレス)と出会います。
マイケルは、かつてアジアで最大の銅山を見つけたという実績がありました。
そんなマイケルから、インドネシアのボルネオ島のジャングルの川の中に、巨大な金鉱が眠っているという噂を聞いたケニーは、早速現地へ行くことにします。
画像:pixabay
マイケルから、具体的にどこを採掘すればいいのかアドバイスを受け、ケニーは自分の持っているお金と投資家から集めたお金を全てつぎ込み、現地の人々を雇い、金の採掘作業を始めました。
熱帯雨林のうだるような湿気と暑さの中、ケニーはマラリヤの病で生死の境を彷徨っていました。 やっと病気を克服し目覚めた時、金が見つかったというニュースをマイケルから聞いて狂喜するケニー。
ケニーが金を見つけたことは大きな噂になり、彼の会社の株は急上昇。 まだまだ金が採掘されるというニュースもあり、株価は上昇を続け、ケニーは巨額な金を手に入れます。
画像:pixabay
そんな時、インドネシアのスハルト大統領が、自分たちも利権を得たいと、金の採掘を求めて動き出しました。
ケニーの会社のインドネシアでの採掘権は取り消されることになります。
そしてケニーは、トンデモない事実を知らされることになるのです。
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ここから下は、思い切りネタバレです。 知りたくない方は、ここでSTOPして下さい!!!
インドネシア政府が動いてわかったことは、なんと「金鉱など最初から存在しなかった」という事実でした。
実は、地質学者のマイケル・アコスタが、金の破片を岩の上にばらまいて「金鉱の岩のサンプル」を作り上げて、金鉱があるかのように見せかけていたのです。
インドネシア兵に捉えられたマイケルは、ヘリコプターから飛び降りて自殺してしまいました。それに伴い、マイケルが持っていたはずのお金も行方不明のまま。
一方、ケニーは FBIに尋問を受けますが、お金の行方もわからず、自分も全く何も知らなかったということで無実のまま釈放されます。
ケニーの会社は破産し、多くの人がそれにより被害を受けることになりました。
さて、ケニーは昔から付き合っている彼女ケイ(ブライス・ダラス・ハワード)の家に、小切手が届いていることに気が付きます。
それは、なんとマイケルがケニー宛てに送ったもので、そこには「マイケルとケニーが利益は二人で半分ずつ分ける」と、以前二人がナプキンの上に書いた覚書と、マイケルが所有していた金額の半分の8000万ドルの小切手が入っていたのでした。
映画はここで終わるのですが、続いてこの事件の背景と、主演のマシュー・マコノヒーの驚くべきその「変身ぶり」についてお伝えします。
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