新作「ツイン・ピークス The Return」第9話のネタバレ感想(後半)



ドギー・ジョーンズの個人情報がない!?

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ドギー・ジョンズ(カイル・マクラクラン)に間違えられている、良いクーパーとドギーの妻(ナオミ・ワッツ)は、警察にいました。

相変わらず、クーパーはおっとりしたまま。

車は爆破されるし、小人の殺し屋に殺されそうになった事で、警察から色々聞かれていたのです。

そしてあらためて、警察は興味深い事実に気が付きました。

ドギー・ジョーンズの 1997年以前の個人情報が全く見当たらないのです。たとえば、運転免許の番号とか、パスポートとか、誕生記録とか…。

そこで、ドギーの指紋を彼が飲んでいたコーヒーカップから調べる事にするのです…。


新ツインピークス2017、9話、あらすじ、ネタバレ、感想
画像:pixabay


考えてみると、ドギーはクーパーがブラックロッジからこの世に来た瞬間に消えてしまったのです。

ドギーは一体誰で、また彼がこの世にいた理由は一体何だったのでしょうか…?

ホーン家の新しい一員が登場!

オードリー・ホーン(シェリリン・フェン)は、まだ出てこないままですが、第9話では、新たなホーン家の一員が登場しました。

その名はジョニー・ホーン

精神的にちょっと不安定なのか、家の中を走り回って、壁にぶつかって倒れてしまいました。 そんな彼を追いかけていた女性…。

ドラマの終わりのタイトルバックには、シルビア・ホーンの名前が出てきましたが、シルビア・ホーンとは、オードリー・ホーンの母親です。

これから想像すると、ジョニー・ホーンとはオードリーの兄か弟で、ジョニーを追いかけていたのが、彼の母親だった?という事なのでしょうか?

新ツイン・ピークスの第一話から最終話までの毎話ごとの【あらすじとネタバレ感想】は、こちらからどうぞ → 【新ツイン・ピークス2017】あらすじと感想まとめ



新作「ツイン・ピークス The Return」第9話のキャスト

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第9話では、またまた大物スターが登場しました。 その方とは….ティム・ロスです!

ハッチ(ティム・ロス)

ティム・ロスが、悪いクーパーの手下として出てきました。

ティム・ロスは、現在55歳。

タランティーノ監督の映画「レズボアドック」、「パルプフィクション」に出演してブレイク。 映画「海の上のピアニスト」の、ずっと船に乗っているピアニスト役もすごく良かったです。

ドラマ『ライ・トゥ・ミー』では、嘘を見破る心理学者の役を主演、人気シリーズになりました。



ティム・ロスって、タランティーノ作品では悪いチンピラみたいな役だったけど、今回のハッチ役で画面に登場した瞬間、すごく上品な空気が漂ってきたので、調べてみたら、やっぱりいい家庭の出身だった事がわかりました。

彼の父は既にお亡くなりになっていますが、ジャーナリストで、彼の母は小学校教師で画家だったそうです。また、アメリカ人だと思っていたけどイギリス人だったんですね。

新ツイン・ピークス2017、やっと半分が終わった所でまだまだ続くので、出演は今話だけじゃなくて、もっと出てきて欲しいなと思います。

ガーランド・ブリックス(ドン・S・デイビス)

実は、今作の重要人物として登場しているボビーの父親・ガーランド・ブリックスですが、何と演じていたドン・S・デイビスは、65歳の時に心臓発作でお亡くなりになっていたそうです。

それで、今作は写真だけの出演だったんですね…。

その他にも、FBIエージェント・アルバート役のミゲル・フェラー、怖いボブ役のフランク・シルヴァ、丸太おばさん役のキャサリン・E・コールソンと、25年前のシリーズで活躍していた方が4人もお亡くなりになった事を考えると、やっぱり25年は長かったんだな…と、改めて思わざるをえません。

皆様のご冥福をお祈り致します。


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