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新ツイン・ピークス2017の第七話では、これまで隠されていた謎が少し解明しはじめ、ストーリーに大きな進展が見られました。
それらも含めながら、第七話のあらすじとネタバレ感想をご紹介します。
今回もネタバレがタップリ含まれていますので、ご注意下さい!
新作「ツイン・ピークス The Return」第7話のあらすじ
There's a body all right.
Catch up on Part 7 of #TwinPeaks now: https://t.co/NpVv1C0Kqt pic.twitter.com/Uk9QddGSbB
— Twin Peaks (@SHO_TwinPeaks) June 19, 2017
ツイン・ピークスの警察署では、保安官補のホーク(マイケル・ホース)がトイレのドアから見つけたものが何であったかを、トルーマンに説明する。
それは、25年前にローラ・パーマー(シェリル・リー)の日記帳から引きちぎられた4ページの内の、3ページで、その中には重要なメッセージが書かれていた。
トルーマンは、最後にクーパーを見た唯一の証人・ドクターへ連絡を取り、その時のクーパーがどんな様子だったかを確かめてみる。
一方、サウスダコタであった首のない男性の殺人事件を調査したいと言って、空軍のノックス中尉(アデール・レネ)がやってきた。 データベースに送られてきた指紋が、ガーランド・ブリックス(ドン・デービス)のものと一致したので、確認するためにやってきたのだ。
ところが、おかしな事は、その首のない死体は40代後半の男性のものであるのに対し、実際のガーランド・ブリックスは70代である事だった。
FBIのアルバート(ミゲル・フェラー)は、ゴードン(デビッド・リンチ)にダイアン(ローダ・ダーン)とバーで会ったが、結局ダイアンに全く相手にされず何も聞き出す事ができなかった事を伝えた。
アルバートだけでは埒が明かないと、ゴードンはアルバートと共に、直接ダイアンの家を訪問し、一緒にサウスダコタの刑務所にいるクーパー(カイル・マクラクラン)に会いに行く事になった。
FBIのプライベートジェットで、サウスダコタへ向かう途中の機内で、FBIのエージェント・タミー(クリスタ・ベル)は、25年前に採取したクーパーの指紋と、今刑務所にいるクーパーの指紋を、ゴードンとアルバートに見せた。 何かが違うというのだ。
さて、ドギー・ジョーンズの姿をとっているクーパーは、会社帰りに、彼を暗殺しようとする小人のキラーにやられそうになり…。
新作「ツイン・ピークス The Return」第7話の重要ポイント
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新ツイン・ピークスの「第七話」は、今後のドラマの鍵になる、とても重要なポイントが次々と出てきました。
それを順番にご紹介していきます。
「ローラ・パーマーの日記」に書かれていた重要な2つのメッセージとは?
丸太おばさんが、ホークの血筋に関連する場所に無くなっていたものがある、と第一話で言っていたものが見つかりました。
それが、警察のトイレのドアの中に隠されていた、「ローラ・パーマーの日記」の破られた3ページでした。
今回見つかった、その3ページの日記には、2つの重要なメッセージが書かれていました。
1つ目のメッセージ
ローラが夢の中で、アニー・ブラックバーン(ヘザー・グレアム)から受けたメッセージを日記に書くように言われたというのですが、その内容は、
『アニーは、クーパーとローラと一緒にロッジにいるが、「良いクーパー」は、そこから出る事ができない』
というものでした。
このロッジというのは、赤いカーテンの部屋(ブラックロッジ)の事です。
ローラのベッドにアニーが現れて、ローラにこのメッセージを伝えるのです。
ローラはクーパーに会った事がありません。 何故なら、クーパーはローラが亡くなった事件を調査するために、ツイン・ピークスにやってきたので、これはローラが亡くなった後の事を示しています。
「良いクーパー」はブラックロッジに閉じ込められていた。
そして、ブラックロッジから戻ってきたクーパーは、その後すぐに行方をくらましてしまうのです(シーズン2 ツイン・ピークスの最終話を参照)。
では、戻ってきたのは、「良いクーパー」ではなく、一体誰だったのかというと、その人こそが、今サウスダコタの刑務所に囚われているクーパーのドッペンハイガーで、「悪いクーパー」なのです!
2つ目のメッセージ
ローラはこう書いています。
「今は 1:30AM。 すごく泣いて息をする事もできない位。 今、ようやくわかった。それはボブじゃなくて、それが誰なのかが…。」
これを読んだホークは、そのメッセージの内容を、ローラを殺した彼女の父親のリーランド(レイ・ワイズ)の事を指しているから、それに気がついたリーランドが日記をやぶいて隠したんだ、と思っているようです。
でも、恐らくそれは違うはずです。そして、それこそが、この新ツインピークス2017 「Twin Peaks the Return」の、重要な謎の一つなのです。
クーパーを失踪する前に見たドクターの証言
ローラ・パーマーの日記が見つかった事で、トルーマンはクーパーが失踪前に、彼を見た唯一の目撃者であるドクターに、連絡を取って確認しました。
25年前、ドクターはブラックロッジから戻ったクーパーを、病院の集中治療室に連れていったのです。1時間ほど目を話した隙に、「悪いクーパー」は、集中治療室から出ていき、病院内のどこかへ行っていたのです。
ドクターは、はっきりと、その時のクーパーの様子がおかしかったと証言しています。
「悪いクーパー」はその時、どこへ行っていたのか?
恐らくその時、入院していたオードリー・ホーン(シェリリン・フェン)の病室へ行っていたと思われます。
実は、オードリー・ホーンは、銀行の爆発の事故で(シーズン2 ツイン・ピークスの最終話を参照)、意識不明の重体に陥り入院していたのです。
そして、その時に、オードリーに「悪いクーパー」の子供、つまり、第5話、第6話で出てきた、リチャード・ホーン(イーモン・ファーレン)が宿った可能性があるという説があります!
今回のシリーズで、初めてオードリーの名前が出てきました。 もうすぐ登場するのは間違いないので、どんな姿で出てくるのが今から楽しみです。
では続いて、とうとう口を開いた、クーパーの元秘書ダイアンの衝撃的な姿についてお伝えしていきます。
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