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映画「沈黙ーサイレンス」の日本人俳優についての感想

キチジロー役の窪塚洋介

今回の、弱くてずるいキチジロー役になりきっていました。体がとにかく細いんですね。映画のスクリーンであれだけ細いって、実際にもかなり細いのか、あるいは映画のためにかなり痩せたのかもしれません。

今回の役、オーディションでスコセッシ監督にとても気に入られての大抜擢だったとか。とてもナチュラルで上手な英語だったとアメリカ人の評価も高かったようので、今後ハリウッド映画に活躍する可能性も大ですね。

モキチ役の塚本晋也

実は私始めて知った俳優さんだったんですけど、映画監督とか、美大の教授もされている多才な方だったんですね。

実は、この映画の中に出てくる隠れキリシタンの中で、モキチが一番信仰心があるのではないか、と思わせる素晴らしい演技でした。

映画「沈黙-サイレンス」あらすじ 感想

画像:pixabay


特に、モキチは髪の毛が少し禿げかかっていたのですが(本物の塚本さんもそうなのかな…)、それも妙にリアリティーを感じさせる一因になっていたのかもしれません。

モキチが十字架にかかって海の中で死んでしまうシーンがとても悲しくてつらくて、十字架にかかった体の重みがずーんと感じさせられるような気がしました。すごい俳優さんだと思います。

井上筑後守役のイッセー尾形

今回の井上筑後守は、笑顔でとても優しい感じなのに、実は一番多くのキリシタンを転ばせる事のできた人という事。本当に賢い人というのは、こういう人のことをいうんですよね、きっと。

井上役を演じた イッセー尾形さんと言うと、一人芝居で有名な芸達者な方ですね。 今回の役を自然に自由に演じているという印象を受けました。

驚くほど英語が上手だったので、どうやって勉強したんだろう…と思っていましたが、海外巡業もしているとの事で、なるほどな〜と思いました。

今回の映画の中で、井上はすごく重要な役どころだったので、イッセー尾形さんの演技が無しでは、この映画は成り立たなかったと思います。ハリウッドでの評価もすごく良かったみたいですね。



通訳役の浅野忠信

映画の中でその英語が聞こえてきた時、「わ~このナチュラルな英語の上手な人だれなんだろう…!」って思っていたら、浅野さんの顔が登場。さすが通訳の役だけあるなと妙に納得してしまいました。

浅野さん、顔立ちは結構しょうゆ顔のような気もしますが、実はクオーターなんですね。

今海外でも大活躍中の日本人俳優のお一人ですよね。それにしても、あの自然な英語、ものすごく勉強したんだろうな~すごいな…って思いました。

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農民役の加瀬亮

実は、帰国子女で英語ペラペラの加瀬亮さんなんですけど、今回の映画の中では残念ながら英語でのセリフがありませんでした。(門番役の青木さんと日本語で世間話をするシーンはあったんですけどね)。頭を刀で切られてしまう役としては、すごくインパクトがありました。

農民役の小松菜奈

小説の中では、ものすごく魚臭い日本人女性として描かれていましたが、映画では「若い可愛い日本人女性の代表」として登場しているような感じでした。

英語でのセリフも結構あったけど、全体的にちょっと聞こえにくい気がしました。

セリフがかなり多かったので、その半分位、英語がペラペラの加瀬亮さんに分けてあげればいいのに…(監督が決める事だからどうしようもないとは思うんですが…)と、ちょっと思いました(余計なお世話かな 笑)。

門番役の青木崇高

捉えられているロドリゴを見張る、門番の役をしていた青木さん、出番はあまりなかったけど、背が高くてガシッとしていてとてもカッコ良くて、印象的な演技でした(実は、私青木さんのファンなんです♥)。

海外でも十分に通用する背格好と語学力の持ち主なので、これからハリウッドで十分活躍できる気がします。今回の演技できっとハリウッド関係者にも注目されたんじゃないか!と勝手に想像しています。

AKIRA (EXILE)

え~ AKIRAさん、出演していたんですか? どのシーンで? 全然気が付きませんでしたよ~ (^^);

映画「沈黙ーサイレンス」に出演していた日本人俳優の英語についての結論

ジャパニーズイングリッシュというレベルをはるかに超えた、自然で素晴らしい英語力だったと思いました。皆さんの、この映画にかける意気込みを物語って居ると思います!

もう日本人は英語が下手だなんて、誰にも言われる事ないと思います!

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