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映画「沈黙ーサイレンス」は、マーティン・スコセッシ監督が、渾身の思いで作った遠藤周作の小説の映画化で、世界中のクリスチャンの注目を集めている作品です。
ハリウッドの有名俳優と共に、日本の有名・人気俳優が数多く出演していました。
日本では大物なのに、セリフがなかったり、あっという間の登場だったりと、ハリウッド作品だけあって、かなり贅沢に有名な日本人の俳優を使っているな〜という印象を受けました。
さて、そんな今回登場した日米キャストについて思った事や、特に日本人俳優の英語の実力はどうだったのか? それについて個人的な感想を色々お伝えしますね。
感想にネタバレが含まれていますので、ご注意下さい。
ハリウッド俳優についての感想
ロドリゴ役のアンドリュー・ガーフィールド
映画「ソーシャル・ネットワーク」や、「アメイジング・スパイダーマン」で活躍した、今人気急上昇中の若手俳優。
画像:pixabay
現在、33歳(2017年1月現在)との事ですが、アメリカ人にしては童顔で、若く見えるのでこの役にピッタリでした。そして、驚いた事に、ユダヤ人だったんですね!
ユダヤ人がキリスト教徒の役をする事って、心理的にちょっと大変じゃなかったのかな?と、ふと思いました。
とても真実味のある誠実な演技に魅せられました。 この映画で、私結構ファンになってしまったかも。
映画の中で、この宣教師はずっとシャンプー出来なかったはずなので、本当だったら髪の毛は脂ぎってベトベトになっていたはずなんですけど、彼の少しカールした髪の毛は、映画ではずっとふわふわしていて清潔感を保っていました。
後半、長くなった髪の毛を一つに束ねていたけれど、それもすごく良く似合っていました。 その髪の毛と日本の着物がとても良く似合っていて、素敵でした。
アンドリュー・ガーフィールドは、「映画ハクソーリッジ」でも素晴らしい演技で、2017年のアカデミー賞主演男優賞にも見事ノミネートされていました。
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ガルペ役のアダム・ドライバー
「スター・ウオーズ/フォースの覚醒」(2015)に登場していた事位しか知らなかったけど、アンドリュー・ガーフィールドと同じ年齢だったんですね。アダム・ドライバーは年齢相応という感じがします。
ガルペという役は、勢いで日本に来てしまったものの、ロドリゴに比べると、色々な面で熱心さが足りない感じで、日本に来た事をものすごく後悔していたんだろうな…というのがひしひし感じられる役どころでした。
実は、アダム・ドライバーですが、この映画「沈黙-サイレンス」よりも、2017年8月に公開される、ジム・ジャームッシュ監督の映画「パターソン」での演技がとても良かったですよ。
フェレイラ教父役のリーアム・ニーソン
もう64歳になっていたリーアム・ニーソン、彼が出て来るシーンは、ぴしっと画面がひきしまるような感じがして、さすが名優だな〜と思いました。
意外だったのは、長い髪を一つに束ねた着物姿がすごく似合っていて、着物がこんなに似合うハリウッドスターも珍しいかもしれない!!?? と思ったこと。
もしかしたら、着物をプライベートでも着こなしているのかもしれませんね。 ちょっとうれしい驚きでした。
イエス・キリストの声役の…?
踏絵に描かれているイエス・キリストの声が聞こえるシーンがありました。 その声が、ちょっとモーガン・フリーマンぽいかな?と思いました!
ハリウッド映画の中で、結構神様の役をする事の多い方なので、十分有りうるかな? と思ったのですが、もし知っている方がいたら、是非教えて下さい。
では、続いて日本人俳優についての感想をご紹介します。
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