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「沈黙」は、江戸時代の長崎でのキリシタンへの弾圧を題材にした、今は亡き遠藤周作の代表作の一つです。
1966年に出版後、日本語以外に13ヶ国語に翻訳され、世界中で読み続けられています。
かつて、日本の篠田正浩監督が1971年に映画化した事がありましたが、今回は、話題作を次々と発表しているアメリカのマーティン・スコセッシ監督により、ハリウッド作品「沈黙-サイレンス」として大々的に映画化、2017年に世界中で公開される事になりました。
2017年のアカデミー賞の候補にノミネートされるかもしれない!と注目されています。
続報: 2017年のアカデミー賞へのノミネートは、残念ながら「撮影賞」候補のみにとどまりました… とっても残念ですね。
でも、考えてみれば、どうしてアメリカ人のスコセッシ監督が、この日本の遠藤周作の作品を映画化したいと思ったか、ちょっと不思議な感じもしますよね。その意外な理由について調べてみました。
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マーティン・スコセッシ監督が「沈黙」に惚れ込んだ理由は?
マーティン・スコセッシ監督作品と言えば、
- 「ウルフ・オブ・ウオール・ストリート」
- 「シャッター・アイランド」
- 「ディパーテッド」
など、レオナルド・デカプリオ主演作品の多くや、ロバート・デ・ニーロの出世作でもある「タクシードライバー」 等が有名ですね。
それに加えて、
- 「グッドフェローズ」
- 「カジノ」
- ドラマ 「ボード・ウオーク・エンパイア 欲望の街」
といった、マフィアを主題にした作品などが、監督の真骨頂という気がします。
とにかく、スコセッシ監督作品の映画には、Fワードといった「放送禁止用語」が多発する事が多いような気がするので、私はこれまで
「監督はそういう猥雑な表現を映画の中に取り入れるのが好きなのに違いない」
と勝手な印象を抱いていました。
だからこそ、今回「沈黙」という日本のキリシタン弾圧を題材にした、暗く重い小説を映画化したいと思ったのが一体何故なのか、すごく気になったのです。
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