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映画「パピヨン」リメイク版ーキャストの詳細

パピヨン役のチャーリー・ハナム

イギリス出身で、2008年〜2014年の人気ドラマ「サンズ・オブ・アナーキー」の主演でブレイク。 映画「パシフィック・リム」にも主演しています。

さっき演技力がない、って辛口のコメントをしたばかりですが、「サンズ・オブ・アナーキー」での役柄はとても魅力的でした

今回のパピヨンの主演、オファーを受けたけど一度断ったようです。やはり、オリジナル版が名作として有名だけに、比較される事は目に見えていますから。

でもこの映画の監督であるデンマーク人のマイケル・ノーア監督と一緒に仕事をしたいという事で受ける事を決意したそうです。

チャーリー・ハナムの入れ墨は本物?

入れ墨 男性 手
画像:pixabay

原作者アンリ・シェリエールの体には、蝶の入れ墨など、色々な柄が全身に入っているので、主演のチャーリー・ハナムの体にも、それと同じ入れ墨が一杯入っていました。

映画の中で戦うシーンも多いし、偽物だったらすぐ外れてしまいそうだから、

「もしかしたら本当の入れ墨をこの役のために入れたのかな?」

と思わせる程、どこから見ても本物にしか見えません。

でも、この入れ墨は本物ではなく一時的なものだったようです。

どこからみても本物に見えるだけに、最近のこういう技術ってすごいなと改めて感心しました。

チャーリー・ハナムの顔形と体型

ところで、チャーリー・ハナムの顔って、西洋で人気のある「ホームベース型」の典型的な顔形で、この顔形とムキムキ体型の組み合わせが西洋で一番人気のあるタイプの男性だとご存知でしたか?

チャーリー・ハナムに似たタイプの俳優に、チャニング・テイタムがいますが、本当にふたりともホームベース型の顔の形に体型もそっくりで、アメリカでも女性が好きな俳優のトップに出てくるんですよ(下記がチャニング・テイタム)。

このあたりの感覚って、日本と西洋で異なる点だなと思います。

日本人と外国人ではモテるタイプへの基準が異なるって知ってましたか?【完全保存版】外国人にモテる日本人女性の顔の特徴や体型を徹底分析!


ドガ役のラミ・マレック

オリジナル版では、演技派として有名なダスティン・ホフマンが演じていたドガ役を、「パピヨン」のリメイク版で演じたのは、エキゾチックな風貌が特徴的な、エジプト系アメリカ人のラミ・マレック、37歳。

ラミ・マレックはロサンゼルス生まれで、両親はエジプトからの移民で、イスラム系ではなく、コプト系キリスト教徒です。

最近では、ドラマ「ミスター・ロボット」で、エミー賞の主演男優賞他、数々の賞を受賞している演技派俳優です。

映画にも数々出演していますが、日本でも2018年11月公開予定の映画「ボヘミアン・ラプソディー」では、今は亡き伝説のロック・スター「クイーン」のフレディー・マーキュリー役で登場!

フレディー・マーキュリーはイラン人だったので、エジプト系のラミ・マレックは外見的にも近いですよね。どんなフレディーを演じてくれるのか今からとても楽しみです。

ちなみに、ラミ・マレックの顔の形もホームベース型です(笑)。

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映画「パピヨン」のモデル・アンリ・シェリエールの生涯

フランス エッフェル塔 パリ 地図
画像:pixabay

最終的にはフランスへ帰国

映画「パピヨン」の原作者で、パピヨンのモデルとなったアンリ・シェリエールは、無事にデビルズ島からの脱獄に成功し、その後、ギアナの隣国のベネズエラへ行き、そこで自分のギアナでの刑務所での出来事を本に出版し、全世界で大ベストセラーになります。

その後1970年に殺人罪から開放され、フランスのパリへ戻り居住する権利が与えられ、その後はパリで生活。

アンリ・シェリエールは、オリジナルの映画「パピヨン」の出演者にも会い、映画が公開された1973年に66歳で亡くなっています。

「パピヨン」は全て本当にあった事か?

当初「パピヨン」は、75%が実際の話に基づいていると言われていたのですが、専門家によると、彼自身の経験によるものは、全体の10%程で、残りはフィクションか、或いは、他人のストーリーがその中に組み込まれていると見ているそうです。

でも、実際にはどっちの言い分が正しいのかは、今も議論が続いているそうです。

フランスから南米のギアナの刑務所に送られ、デビルズ島を脱獄したというだけでも大変な事なので、10%しか本当じゃないなんて事はないように思うのですが、どうなのでしょうか?

映画「パピヨン」リメイク版のまとめ・評価

いろいろ情報あいうえお 【映画の評価基準】について

映画のシーンの数々はとてもリアルで迫力があって良かったのですが、主役のパピヨン役チャーリー・ハナムの演技力のせいか、ストーリーに厚みがなく、またパピヨンとドガの友情が薄っぺらなものにしか感じられませんでした。

オリジナル版「パピヨン」には、哀愁のある美しいテーマ音楽がありましたが、リメイク版の音楽は全然記憶にも残っていないようなものでした。

というわけで、私の評価はBです。

まずは、オリジナルの「パピヨン」を是非一度ご覧になってみて下さいね。

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