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マンチェスター・バイ・ザ・シーは、2017年度のアカデミー賞の候補として、6部門にノミネートされている期待の作品ですが、見事ケイシー・アフレックが、ゴールデングローブに続き、アカデミー賞でも見事主演男優賞を獲得しました。

日本での公開も、2017年の5月13日に決定。

ではでは、「マンチェスター・バイ・ザ・シー」とはどんな映画なのか、実際に見た感想もふまえて、ご紹介していきますね。

今回は珍しくネタバレ無しです(笑)。

映画「マンチェスター・バイ・ザ・シー」の概要

マンチェスター・バイ・ザ・シーとは?

映画のタイトルになっている「マンチェスター・バイ・ザ・シー」というのは、アメリカマサチューセッツ州の実在する小さな海辺の町の名前で、場所は、ボストンから北東に35マイル(50キロ)程の所にあります。

人口は5000人程度。海辺の町なので、夏場は観光地としても賑わっているようで、これまで何度も映画の舞台になった事もある、風光明媚な場所です。

私が住む温暖なアメリカ西海岸と比べると、このアメリカ東海岸のニューイングランド地方の冬の寒さって、映像で見ているだけでも、冷たい海風と雪で、体がジーンと冷えてくるような、底冷えのする寒さを実感させられますね。

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映画「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のあらすじ



映画は全体を通して、とても静かに、現在と昔をフラッシュバックさせながら進んでいきます。

リー・チャンドラー(ケイシー・アフレック)は、妻(ミッシェル・ウイリアムズ)と別れ、ハンディマン(便利屋)として、人の家の簡単な修理などをしながら、細々とした生活を送っています。

リーは、普段はとても静かでおとなしい人なのに、お酒が入ると、突然喧嘩っ早くなって、すぐに殴り合いのケンカをしたりする、ちょっと性格的に問題がある人なんです。

リーの実の兄(カイル・チャンドラー)が亡くなり、その高校生の息子(ルーカス・ヘッジス)を彼が引き取る事になるという話なのですが、実はリーには色々な過去があって(それが、この映画の1番重要なテーマなので、ここではちょっと語る事ができません)、現在の彼がいるんですけど、それがこの寒い町と大きく関わっているというような内容のお話です。

では、次に映画のキャストと、この映画の魅力についてお伝えします。

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