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今年の1月より、トランプ政権で大統領次席補佐官に任命された女性、ディナ・パウエル氏。 実はイヴァンカ・トランプが電話で直談判してスカウトし、トランプ陣営に入ったというすごい女性なのです。

とても美人で、性格もよく、かつすごくできる女性として評判で、あと10年後には大統領になるかもしれない! という噂もあるほどの方です。

ディナ・パウエル氏とは、一体どういう女性なのかご紹介します。

ディナ・パウエルのプロフィール前半(共和党に入るまで)

両親ともにクリスチャンのエジプト人

本名は ディナ・ハビブ・パウエル (Dina Habib Powell)。

画像引用: wikipedia

このハビブというミドルネームからもわかるように、アラブ系の方で、1973年生まれの44歳(2017年6月現在)です。

ご両親はエジプト人で、ご本人が生まれたのもエジプトの首都カイロでした。

ディナ・パウエル エジプト人
画像:pixabay

エジプト人ながら、イスラム教ではなく、少数派のコプト系クリスチャンだったご両親は、彼女が4歳の時にアメリカのテキサスへ移住する事を決意

ダラスでバスの運転手や、コンビニエンスストアを経営し、とにかく一生懸命働いて家族を支えてきた父親の姿を見ながら、自分もいつかアメリカで成功する事を夢見る、移民の子供として育ちます。

やはり、ご両親がクリスチャンだったというのが、キーポイントだったのでは。 エジプトでも少数派のクリスチャンとして迫害を受けていたので、自由の国アメリカへの移住を決意したのだと思います。

大学卒業後のインターンが人生を変える事に

テキサス大学では、人文、社会学、政治学、犯罪学等を専攻し、優秀な成績で卒業。

その後、両親の期待に答えるべく、弁護士になろうとロースクールにも合格した矢先の事、これからの人生を大きく変える出来事に遭遇したのです。

それは、1年間のインターンで、テキサスの共和党上院議員であるケイ・ベイリー・ハッチソンの事務所で働くチャンスを得た事でした。 彼女が優秀で、かつアラビア語を話せるという事が、選ばれた理由の一つだったようです。

結局ロースクール行きをやめ、共和党議員の元でインターンとして働く道を選んだのが、政治の世界に入るきっかけを作る事になりました。

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ディナ・パウエルのプロフィール後半(共和党以降)

共和党での輝かしい経歴

1年間のインターンシップの後も、優秀でかつ性格もいいディナ・パウエルは、そのまま共和党で働く事になりました。

29歳(2002年)の時には、共和党のブッシュ政権の元、ホワイトハウスの意思決定を担当する重要な職務である「大統領補佐官」の地位に、至上最年少で任命されます。

ディナ・パウエル 共和党 ホワイトハウス
画像:pixabay

ホワイトハウスの人事ディレクターとして、35人の部下を管理し、また4000人以上の人材の雇用に関わりました。

32歳(2005年)の時には、その実力を認められ、国務省での、教育・文化庁・広報の副次官と、公共外交の次官補に任命。

彼女は大変聡明である事に加え、エジプト人のバックグラウンドがある事から、アラブのやり方を理解し、またアラビア語を話す事ができるので、ブッシュ政権下で、中東との外交上での重要なキーパーソンとして活躍しました。

政治から離れた原因は差別が原因!?

ところが、34歳(2007年)では、一旦政治の世界を離れ、世界最大級の投資会社「ゴールドマン・サックス」で働く事になります。

せっかく、大統領の元で大活躍していたのに何故だったんだろう…と思っていたら、仕事をやめた理由が、ブッシュ政権で、彼女がアラブ系アメリカ人であるという事実から、ひどい差別を受けた事が原因だったようです。

移民ながらも、優秀なアメリカ人として、英語もアラビア語も完璧に話をし、美人で、完璧に仕事をこなす、それこそ何の欠点もないような人に対しても、人っていうのは差別をするものなんですね。 ちょっと悲しいですよね。

政治の世界から、金融の世界へ転身する事になったのです。

ゴールドマン・サックスでパートナーに

ゴールドマン・サックスというと、とにかくお金お金のというイメージがありましたが、ディナ・パウエルが手がけてきた事は、少し異なっています。

ディナ・パウエル ゴールドマン・サックス
画像:pixabay

わずか3年で共同経営権を持つ「パートナー」へ昇格した後は、ゴールドマン・サックス財団の社長として、何億もの資産を管理し、1万もの女性起業家や、1万もの中小企業経営者を監督する立場に立つ事になりました。この仕事を通じて、社会的には弱い立場にある中小企業や女性を助ける働きをしたのです。

ご両親がエジプト出身で、本人もアメリカでも移民として苦労して育ってきているから、社会で成功している金持ちだけでなく、社会では弱い立場にあるような女性や、まだまだ小さい企業の人たちをどうやって支え、引き上げていくのかを考える事のできる方なんですね。

ディナ・パウエルの家族構成は?

こんなにバリバリと仕事をこなす女性なので、仕事で忙しくて独身に違いないと思い込んでいましたが、既婚歴がありました。

有能で素敵な方は、恋も仕事も両方ともこなす事ができるんですね〜。 さすがです!

25歳の時に、共和党のロビー活動や広報を担当していた男性 リチャード・パウエル氏と結婚しています。

リチャード・パウエル氏も、デイナ・パウエルにひけをとらない実業家のようです。

結婚して二人の娘もいて、マンハッタンの高級住宅地である、アッパーイーストサイドには、約4億円相当の豪華なコンドミニアムも購入してと、順調な結婚生活を送られているのかな…と思っていましたが、現在は離婚しているそうです。

イヴァンカ・トランプにスカウトされた理由は?

トランプ家とは全く関わりはない存在だった

そんなディナ・パウエルが、トランプの愛娘であるイヴァンカから直接電話でスカウトされ、大統領次席補佐官の地位に付く事になりました。



二人は、以前から知り合いだったのかな?と思いきや、実はトランプ大統領が誕生するまで、全くトランプ一族との面識はなかったそうです。

イヴァンカ・トランプは、ディナがゴールドマン・サックスで成し遂げた、1万人の女性起業家を育てるプロジェクトに感銘を受けた事がきっかけだったようです。

イヴァンカ自身も、同じ女性であり、自分自身も女性起業家であるだけに、ディナのような人がトランプ政権に必要である事を見抜いたんでしょうね。

スティーブ・バノンとの関係は?

トランプ政権の過激派であるスティーブ・バノンは、ジャレッド・クシュナー派と敵対関係にあり、一度はブレーンを干されたのか?と思われていましたが、先日のアメリカのパリ協定離脱以来、再度トランプ政権のブレーンとして復活してきたようです。

バノン自身も、ディナ・パウエルと同じように、かつてゴールドマン・サックスで働いていた事がある経歴の持ち主です。

イヴァンカにスカウトされてトランプ政権に入ったデイナパウエルは、当然の事ながらクシュナー派の方でしょうね。

ディナ・パウエルは、そんなバノンとの関係もできるだけ穏便に保っているようですが、バノンは彼女の事も、クシュナー派と同様、批判的な立場で見ているようですね。

特に白人至上主義者と評判のバノン。 アラブ系アメリカ人であるディナ・パウエルの事を生理的にも受け入れられないのかもしれません。

今後のディナ・パウエルの活躍に期待

デイナ・パウエルのような、聡明でバランス感覚があり、社会的弱者の事も考えられるという素晴らしい女性が、あの滅茶苦茶なトランプ政権に入ったというのはうれしいニュースです。

特に、ブッシュ政権の頃からホワイトハウスで働いていた政治経験は、素人集団が集まっている現在のトランプ政権では、すごい強みになると思います。

トランプがこのまま大統領を続けていけるかどうかという点はさておき、10年後にはアメリカの大統領になるかもしれない、という噂もある位のデイナ・パウエル氏の今後の活躍を見守って行きたいと思います!

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