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7位「8 Mile」

2002年作品 原題: 8 miles ★IMDbスコア:7
2002年 アカデミー賞歌曲賞(エミネムの”ルーズユアセルフ)受賞

「8 Mile」あらすじ

白人ラッパーのエミネムの伝記映画。貧しいトレーラーパークのトレーラーで、アル中の母親(キム・ベイシンガー)と、年の離れた妹と一緒に暮らしていたエミネムは、ラッパーとしての才能があり、白人ながらラップバトルに参加する事になった。

「8 Mile」みどころ

この映画では、エミネム本人が自分の役を演じています。

映画のタイトルになっている「8マイル」とは、デトロイトにある道の名前。 この道が、デトロイトに住んでいる人たちの居住区を、金持ちか貧乏人の地域か、白人か黒人の地域かを大きく分けるという、象徴的な道でした。

エミネムはその居住区域の中でも、貧乏な人が多く住む地域に住んでいました。

エミネムの家庭環境は最悪で、ホームレスギリギリの底辺のような生活をしている母親と彼女の連れてくる男と、妹(という事にはなっているけど、恐らく、エムネムの子供という噂あり)と、トレーラーホームに住んでいます。

それまで、ラップは黒人の音楽だと思われていたのですが、エムネムは白人だけどラップの才能があって、それを生かして底辺の生活から、のし上がっていくのです。

エミネムにとって、辛かった昔の自分を演じるのって、結構大変だったような気もするけど、でもこの作品を通じて、もう一度自分の人生を見つめ直すいいチャンスにもなったのかもしれないと、エミネムの気持ちを想像したりしました。

実を言うと、お経のようなラップの事を、ちょっとバカにしていた所があったんです。

でも、この映画を見て、「ラップ」って音に合わせて、自分の言いたい事を速いスピードで、アドリブでやっていくものすごく難しい音楽であることを知りました。

特に今まで黒人のものとされていたラップ音楽を、白人のエミネムが入り込んで行った事って革新的な事だったんですよね。

全然期待しないで見たけど、すごくいい映画で、エミネムとラップのファンになりました。

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6位「レナードの朝」

1990年作品 原題:Awakenings ★IMDbスコア:7.8
1991年のアカデミー賞の作品・主演男優・脚色賞にノミネート。

「レナードの朝」あらすじ

嗜眠性脳炎という不治の病のために、いつも眠った状態にある患者たちに、医師(ロビン・ウィリアムズ)は、パーキンソン病で使われている薬が効果があるかもしれないという仮説をたて実験的に試してみた所、病気が良くなる事がわかった。

患者の一人レナード(ロバート・デ・ニーロ)は、その薬の効果で、今までの眠るだけの生活から、普通の生活ができるようになり、病院へ見舞いに来る女性にも恋心を抱くようになっていた。

だが、そんな日々も長くは続かなかったのだった。

「レナードの朝」みどころ

演技派の名優として有名な、ロバート・デ・ニーロと、今は亡きロビン・ウイリアムズが共演した「レナードの朝」は、まさに「現実は小説より奇なり」である事を、あらためて感じさせてくれる作品です。

原題は AWAKENING というのですが、これは「目覚め」という意味があります。

今まで眠っていた人たちが、眠りから目覚めて、普通の生活ができるようになるのは、映画の中田とは言え、見ていて本当にうれしくなるような気持ちになり、病院に入院していた人も、みんなドンドンと元気になっていく様子が、とても感動的でした。

このままみんな元気になって、めでたしめでたし…となって欲しかったのですが、本当にあった話だけに、色々考えてしまうエンディングでした。

5位「英国王のスピーチ」

2010年作品 原題: Kings Speech ★IMDbスコア:8
2011年のアカデミー賞の作品・監督・主演男優・脚本賞を受賞。

「英国王のスピーチ」あらすじ

言葉を発音する時に、少しどもり気味できれいに言葉を発する事のできないイギリス国王ジョージ6世(コリン・ファース)が、とてもユニークなオーストラリア人の言語治療士の男性(ジェフリー・ラッシュ)と出会い、その問題を徐々に克服していく様子を描く。

「英国王のスピーチ」みどころ

国王や、政治家など、人前で話をする機会が多い人は、元々そういう才能があって、人前でも緊張しないし自然に話ができるのにちがいない…と何となく想像していたのですが、この映画を見て、たとえ国王であっても話すのが苦手な人がいるんだ(考えてみれば当たり前なのですが…)という事に改めて気付きました。

実を言うと、私自身も人前で話をするのがすごく苦手で、緊張して自分でも何を言っているのかわからなくなる事さえあるので、ジョージ6世の気持ちがすごくよくわかりました。

ところで、このジョージ6世こそが、現在のイギリスの国家元首であるエリザベス女王の父親にあたる方だったんですね。

言語治療士の役を演じている、俳優のジェフリー・ラッシュ自身もオーストラリア人で、とてもユニークな個性の持ち主です。この役にピッタリだな…と思いました。

NETFLIXオリジナルのドラマ「クラウン」では、ジョージ6世が存命だった頃の、エリザベス女王とのやりとりなども出てきているので、一層ジョージ6世への愛着が沸いてくるような感じです。

ドラマ「クラウン」については、こちらの記事にも書いていますので、どうぞご参照下さい。


では、いよいよ4位から1位までをご紹介します! どの映画が入っているでしょうか?

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