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映画「パターソン」に永瀬正敏が登場

私、この「パターソン」という映画を、何の下調べもなしに見たんです。

だから、最後の方でアジア人の男性が出て来る事も全然知らなかったし、ましてや、そのアジア人が日本人で、それが、あの有名な永瀬正敏さんだった事に超びっくり!しました!

「なんで、永瀬正敏さんがこんな所に出てきたんだろう???」

って思ってネットで調べたら、ジム・ジャームッシュ監督とのつながりだった事が判明。

私はまだ見た事がないのですが、ジム・ジャームッシュ監督の1989年の作品、「ミステリートレイン」に出演していたのが縁だったみたいです。



今回の永瀬さんの「パターソン」での不思議な日本人の役、飄々とした感じがこの映画にピッタリで、すごく良かったです!

「ミステリートレイン」に出た頃は、まだ23歳の新人俳優だったのですが、あの映画への出演を機に、それ以降はドラマではなく映画中心で行こうと、現在の永瀬さんの俳優としての人生を決定づけるきっかけになった訳です。

あれから28年以上の時を経て、再度ジム・ジャームッシュ監督作品に出演するチャンスに巡り会えた事は、永瀬正敏さんの俳優人生に「けじめ」をつけるみたいな、大きな意味があったんじゃないかな…と想像しています。

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ニュージャージー州のパターソン市について

この映画の舞台になった、パターソン市は、実際にニュージャージー州に存在している都市なのですが、小さな街なのかと思いきや、人口が15万人程度のニュージャージー州の中で3番目に大きな市のようです。

この映画にも出てくる滝「グレートフォールズ」は、この街の象徴的なシンボルですが、23mの落差を利用した電気エネルギーで、かつては繊維産業などが発達し、その工場で働くための世界各国からの移民が多く集まる街として栄えたみたいですね。

【癒やしの映画】「パターソン」あらすじと感想!永瀬正敏 登場!

画像:pixabay



現在では、それらの工場は海外に移転してしまったようですが、その時に集まった世界各国の移民は今も多く住んでいて、街の小さな事業などに貢献しているようです。

街全体から、古い伝統が感じられて、落ち着いたような印象があったのも、やはりこの街の歴史とか、そういうバックグランドがあったからだったんですね。

アダム・ドライバーの妻のローラ役を演じていた、女優のゴルシフテ・ファラハニは、イラン出身の女優です。

パターソン市には、中近東からの移民も多く住んでいるそうなので、それを象徴する意味で彼女が妻の役を演じていたのかな…とふと思いました。

何となく、どこかで会った事のあるような、親しみやすさをかんじさせる女優さんで、今回の妻役も、無邪気な可愛さでいい感じを出していたな…と思います。

映画「パターソン」の評価は?

とにかく静かな映画ですが、平和な淡々とした毎日がとても素晴らしくて、それを見ているだけで心が洗われるような気がしました。

アダム・ドライバーがとにかくとても素敵です。

いろいろ情報あいうえお 【映画の評価基準】について

私の評価は A です!

もしチャンスがあれば、是非ご覧になってみて下さいね。

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